
この記事の内容
まるい体の横に、ぴょんと伸びた「耳」らしいもの。深海のタコの写真を眺めながら、その形を英語でひとつ拾ってみませんか。
今回見るのは、NOAA(米国海洋大気庁)が公開する dumbo octopus の写真です。まずは英語を読まずに、どこが耳に見えるか探してみよう。
耳のような部分は、どこ?
写真の右側に大きく伸びている部分を見てみてください。これは耳でしょうか、それとも別のもの? 答えの手がかりは、NOAAの英語解説の6月10日の項目にあります。
NOAA Office of Ocean Exploration and Researchの解説から、この仲間の泳ぎ方を読んでみましょう。
Cirrate octopods move by slowly flapping their ear-like fins, using their arms to steer.
まず拾いたいのは ear-like fins。「耳のようなひれ」という意味です。-like が付くと、耳そのものではなく「耳に似た」という見方になります。
写真で、ひれに当たる部分を指してから答えを開いてみよう。
ひれの場所を確かめる
丸い体の横から張り出している部分です。写真の右側には大きく、左側には細く小さく見えます。見える大きさの違いだけで、左右のひれの実際の大きさまで決める必要はありません。
ゆっくり動かすのは、どの部分?
さっきの一文に戻ってみます。slowly は「ゆっくり」、flapping は「はためかせる、ぱたぱた動かす」ような動き。ここでは、何を動かしていると書かれているでしょう?
英文の答えを見てみる
ひれです。文全体では、この仲間のタコは耳のようなひれをゆっくり動かして移動し、腕で進む方向を調整すると説明しています。写真だけでは動く速さまでは分からないので、その部分は英文から受け取ってみましょう。
もう一度写真を見ると、最初は「耳」に見えた形が、泳ぐためのひれに見えてくるかもしれません。今日は、その小さな見え方の変化を楽しめたらひと区切り。
別の生き物でも写真と英語を行き来したくなったら、赤い肩の鳥を探す英語あそびへ。海をもっと遠くから眺めたい気分なら、NASAの地球写真で雲と海岸線を探す活動もどうぞ。