
この記事の内容
まだ知らない世界を見てみたい。楽しいことを一緒にしたい。本を読んで、新しいことを知りたい。映画の登場人物にも、自分と重なる「好き」や「気になる」があるかもしれません。
『あの夏のルカ』のPixar公式ページには、人物ごとの英語の紹介があります。今回はルカ、アルベルト、ジュリアの3人へ。どんな性格かを全部訳すより、「この人は何に心を動かされるんだろう?」と読んでみよう。
ルカは、知らない世界が気になる
公式ページで「Luca Paguro」という名前を探すと、紹介には “endless curiosity” という言葉が出てきます。「尽きない好奇心」と読める部分です。
その先を少し読むと、関心が向いているのは海の上にある未知の世界だと分かります。好奇心が強い、で止めずに「何に対して?」までたどると、ルカがぐっと身近になります。出典:Pixarの人物紹介
自分にも、写真でしか見たことのない町や、入口だけ見て気になっている店はないでしょうか。「どんなところだろう」という気持ちを思い出すと、ルカが次に何を見つけるのか、少し知りたくなりませんか。
アルベルトは、「楽しそう」に飛び込みそう
次は「Alberto Scorfano」の紹介へ。“having fun” は「楽しむこと」。公式紹介では、楽しむことが大好きな人物として描かれています。出典:Pixarの人物紹介
ルカと並べると、知らないものへの興味と、面白そうなことに向かう勢いの違いが見えてきます。二人が同じものを見たとき、先に近づくのはどちらだろう。そう予想してみるだけでも、人物紹介が物語への入口になります。
これは紹介を読んで浮かぶ想像です。どんな行動を取るのか、その答えは映画で確かめる楽しみに残しておこう。
ジュリアには、本が好きな自分を重ねて
「Giulia Marcovaldo」の紹介にあるのは “a love of books and learning”。ここでのloveは、本や学ぶことを好きだという気持ちを表しています。出典:Pixarの人物紹介
好きな本を人に教えたくなったり、読みかけの続きが気になったり。そんな自分の場面と重ねると、人物を説明する英語が、ただの単語の並びではなくなります。
booksの後ろのandにも注目してみてください。本だけでなく、学ぶことも並んでいます。「本が好きなんだ」で読み終えず、その隣まで見ると、もう一つの関心に出会えます。
続きを知りたいのは、誰?
3人のうち、今いちばん気になるのは誰でしょう。「自分に似ている」でも、「自分とは違うから気になる」でも大丈夫です。
英語で気持ちを言ってみたければ、次のような一文にできます。どちらも本記事で作った感想の例で、映画の台詞ではありません。
- I want to know more about Luca.(ルカのことをもっと知りたい。)
- I like books, too.(私も本が好き。)
最初の文ならLucaの名前を、気になった人物の名前に替えてみよう。日本語で「ジュリアはどんな本を読むのかな」と考えるだけでも、読む前とは違う興味が一つ生まれます。
公式ページへ戻るなら、選んだ人物の紹介の続きだけ読んでみてください。映画を見る機会には、「気になったこの人は、どんなふうに動くんだろう」と楽しみにできます。
もう少し物語の英語に触れたくなったら、『不思議の国のアリス』の白ウサギが気になる理由を読む記事へ。映画を見たあとに気になるやり取りが残ったら、セリフの前後から使う場面を見つける記事もどうぞ。今日は「この人の続きを知りたい」が見つかれば、それが英語で読んだ楽しみです。